2018年12月05日

美人林の池

美人林の中にある池ってご存知ですか?




ちょうど美人林の中央、遊歩道のハイライトとも言える位置にある「水溜り!」って行ったほうがイメージしやすいかもしれません。

しかし、この「水溜り」があなどれません。


四季折々に変化を見せる美人林のブナの立ち姿を、より美しく映し出す水鏡なのです。

もちろん、いつでも水鏡になっているわけではありません。光の入り具合や風の向きなど、絶妙な自然の塩梅が相まって、

世にも美しい美人林の姿が映し出されるのです。





実は松之山には「鏡が池」というところがあって、松山鏡伝説が言い伝えられています。

~ 母の形見の鏡を胸に抱き、森の中の池の畔で泣いていると、まるで鏡のような水面に悲しげな母の姿を見た。

それが自分の姿とも知らずに「お母さん!」と叫びながら池に飛び込んでしまう。 ~

なんて悲しい結末の伝説から、その池が鏡が池と名付けられたと聞いています。

皆様、仮に美人林の池にご自分の美しい姿が映ったとしても飛び込まないでくださいね。



というのはさておきですが、実は今も農業用水としても立派な役目を果たしているのです。

地元松口集落の田んぼを潤す重要な水がめでもあるわけです。

しかもそれがブナ(橅ぶな)の保水の仕組みによって水が集まるわけですので、ブナの役割は素晴らしいものですね。


ブナは漢字で橅と書きます。「木」に「無」と組み合わされている事からも、その昔はあまり役に立たない樹木としての道を歩んだようですが、

どっこい!今では素晴らしい役割を果たすブナの林なのです。



近年、こんな美しくも、素晴らしい役割を持った「水溜り」に名前を付けたらどうだろうと、にわかに盛り上がっています。

地元では池(水溜り)の事は「つつみ」と呼ばれる事が多いです。

この機会に是非とも皆様からもご提案頂きたいと思っています。「〇〇づつみ」ってな具合で。

私は個人的には「青づつみ」な~んて、しっくりくるんじゃないかな~なんて思っています。

世にも美しい絶景の美人林池に、名前をつけて大切に育んでいきたいと思っています。





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この記事へのコメント
さすがはカリスマ。目のつけどころが良いですね(^o^)
気にしなければただの水たまり、目のつけどころを変えると
すごい観光資源。
無から有を生み出すというのはそういうことなのでしょう。
東大の「三四郎池」だって元々は堅い名前でしたが夏目漱石の小説から「三四郎池」と言われるようになり、
現在でも親しまれています。
美人林の観光価値をよりあげると言う意味で
すばらしい取り組みです。
Posted by 越後OYAJI at 2018年12月05日 23:24
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